8月23日
日経225先物は、徐々に上がってきています。マイナスが少し減ってきました。
もう二度と同じ過ちを犯さないためにも、勉強!
ダウ理論の変換シグナル、これをしっかり理解していこうと思います。
トレンドの形
まず、トレンドの定義です。
上昇トレンド:連動する高値及び安値が、それより前の高値・安値より上に位置する(切り上げる)
下降トレンド:連続する高値及び安値が、それより前の高値・安値より下に位置する(切り下げる)
上昇トレンドの定義を実際のチャートで見てみます。
連動する高値は、前の高値より上に位置する。連動する安値は、前の安値より上に位置する。
高値で一か所前の高値より上に位置していないところがありますが、これは上昇トレンドです。「ダウ理論」で言われている上昇トレンドの形になっています。
下降トレンドの定義を実際のチャートで見てみます。
連動する高値は、前の高値より下に位置する。連動する安値は、前の安値より下に位置する。
レンジ幅が狭くなっているところで前の高値・安値より下になっていないところもありますが、これも「ダウ理論」の下降トレンドの形になっています。
これらのトレンドの形を踏まえて、転換するときはどうなるのか?
変換シグナル
ダウ理論で言われる変換シグナルとは
上昇トレンドであるときに、高値を更新せずに安値を更新する
下降トレンドであるときに、安値を更新せずに高値を更新する
といったシグナルが出ない限り、基本的に継続していくという法則です。
実際のチャートで上昇トレンドから下降トレンドへ変換しているチャートを見てみます。
高値を更新している上昇トレンドが、高値を更新せず、安値を更新した。これがダウ理論で言われる変換シグナルです。
下降トレンドから上昇トレンドへ変換しているチャートを見てみます。
実際のチャートでは、お手本になるようなきれいに転換シグナルとわかるチャートを探すのが大変でした。
ダウ理論がわかっていても、実際に動いているチャートで転換シグナルをリアルなタイミングで見分けるには、訓練が必要だと思いました。今の時点では、過去のチャートを見れば変換シグナルを見つけられますが、リアルタイミングでは見逃してしまいそうです。
検証
ダウ理論の「トレンドは明確な変換シグナルが発生するまで継続する」は完全に当てはまっていました。過去のチャートからは変換シグナルを沢山見つける事が出来ました。
「ダウ理論」は先物取引でも使える理論だと思います!
ただ、リアルタイムで動いているチャートの高値、安値を見極めて、変換シグナルを見極めるには、それなりの修行が必要だと思います。
理屈はわかったけど、それが出来ない。という感じになりそうな気がします。
ダウ理論、は勉強してすごく納得しました。こんなすごい理論を知らずに取引をしようなんて、かなり無謀。やっと、チャートというのがどういうものなのかが少しわかった気がします。
やっぱり奥が深い。簡単ではないなと思いました。もっと勉強しなくては!