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ダウ工業株30種に選定されている『ベライゾン・コミュニケーションズ』今後も業界を牽引し続けるか?

夜空と電波塔

今回は、設立から40年で巨大企業に成長したアメリカで最も有名な通信サービス『ベライゾン・コミュニケーションズ』を紹介します!

ベライゾン・コミュニケーションズは、アメリカ合衆国に本拠を置く通信企業で、世界最大のテレコム企業の一つです。同社は、固定電話、携帯電話、インターネット、テレビ、およびビジネスネットワークソリューションを提供しており、そのブランドは、アメリカで最もよく知られたブランドの一つです。

企業情報<Enterprise>

  • 名称                         ベライゾン・コミュニケーションズ  Verizon Communications Inc.
  • 本社                         アメリカ ニューヨーク州
  • 設立                        1983年
  • 産業                         情報・通信業
  • 事業内容                  通信関連サービスおよびモバイル機器
  • 公式ウェブサイト    Verizon Communications

ベライゾンは、ダウ工業株30種銘柄の1社。世界最大級のグローバルネットワーク・セキュリティ・クラウドプロバイダー。

銘柄情報<Brand>

  • ティッカー                  VZ
  • セクター                     通信サービスセクター
  • 市場                          ニューヨーク証券取引所(NYSE)

通信サービスだけではなく、多くのスマートフォン、タブレット、およびその他の携帯デバイスも販売しています。

歴史<History>

  • 1984年 ベルアトランティック設立
  • 1995年 ベルアトランティックモバイルが誕生 
  • 1996年 ベルアトランティックはダイヤルアップインターネットサービスを開始
  • 2000年 米国のワイヤレス権益を統合してVerizon Wirelessを設立
  • 2000年 Bell AtlanticはGTE Corp.と合併し、Verizon Communications Inc.に社名変更。
  • 2004年 株式市場全体の重要なベンチマークであるダウジョーンズ工業平均に選出
  • 2006年 MCIを買収し、国際的な長距離ネットワークといくつかの大企業の顧客を獲得。
  • 2007年 世界的な情報セキュリティ企業であるCybertrustを買収 
  • 2008年 Rural Cellular Corp.を買収し、15州の農村市場にカバレッジを拡大
  • 2009年 Alltel Wirelessを買収し、国内最大のワイヤレスキャリアにる
  • 2011年 Terremarkを買収、進化するマネージドITおよびクラウドサービス市場の地位を強化
  • 2012年 ヒューズテレマティクスを買収 自動車、輸送、ヘルスケアのサービス提供を拡大
  • 2014年 EdgeCastとupLynkを買収 ビデオエンコーディングおよび配信サービスを提供
  • 2014年 インテルメディアのクラウドTV資産を購入 次世代ビデオサービスの提供を加速
  • 2015年 デジタルコンテンツと広告のリーダーであるAOLを買収
  • 2016年 ファイバーベースIPおよびイーサネットワークを所有しているXO Communicationsを買収
  • 2016年 放送局向けのビデオキャプチャ、クリップ作成ワークフローの大手プロバイダーVolicon買収
  • 2016年 デジタルビデオプログラミング開発事業、Verizon Hearst Media Partnersを設立
  • 2016年 go90、AOL.com などのプレミアムビデオコンテンツ開発を行うComplexを買収
  • 2016年 フリートおよびモバイルリソース管理ソリューションのリーダーであるTelogisを買収
  • 2016年 Yahooの中核となるインターネット事業を買収
  • 2016年 都市のデジタルトランスフォーメーションを推進するためにSensity Systems Inc.を買収
  • 2016年 フリートおよびモバイルワークフォース管理サービスの大手Fleetmaticsを買収
  • 2017年 ドローンの運用管理事業を行うSkywardを買収
  • 2018年 Vidderを買収しソフトウェア定義境界資産を取得 安全なネットワーキングサービスを強化
  • 2019年 クラウド配信のNetwork Detection and Responseを提供するProtectWise, Inc.を買収
  • 2019年 Verizon Media & BuzzFeedが新たなパートナーシップを発表
  • 2020年 YahooとVerizonが共同でYahoo Mobileを設立
  • 2020年 米国の大手プリペイドおよびバリューモバイルプロバイダーであるTracFone Wireless, Inc.を買収
  • 2021年 インキュベートITを買収 企業顧客向けのロボティックオートメーションの未来が強化
  • 2021年3月 地方の無線事業者であるブルーグラスセルラーと契約締結
  • 2021年6月 ロケーションレスポンシブソリューションの世界的リーダーSenionを買収
  • 2021年11月 米国の大手プリペイドおよびバリューモバイルプロバイダーTracFone Wireless, Inc.を買収

20年間で事業の土台を作り、その後はあらゆるコンテンツ企業を買収し世界屈指の巨大企業に成長

    配当<Dividend>

    通信サービスセクターで、ベライゾン・コミュニケーションズほど配当している銘柄は他に見つけられません。非常に高配当でしかも増配しています。

    • 配当回数  年4回
    • 配当確定月 1,4,8,11月
    • 配当支払月 2,5,8,11月
    • 配当金額 
    2018年からの株価と配当

    分析<Analysis>

    ベライゾン・コミュニケーションズは、世界中で事業を展開しており、国際的なサービスも提供しています。同社は、アメリカで最も価値のある企業の一つであり、世界中のテレコム業界において重要なプレーヤーの一つです。

    携帯電話、固定電話、インターネット、およびビジネスネットワークソリューションなど、多くのサービスを提供しており、需要が高く、それらは安定した収益源となっています。

    更に、ビデオキャプチャ、ビデオコンテンツ、クラウド配信、ドローン管理やロボット開発に至るまで、あらゆる通信サービス事業を買収し、より多くのサービスを提供しようとしています。

    しかしながら、競争が激化する中で他の通信企業との競争に直面しています。

    AT&T、T-Mobile US、およびSprintなどがの企業も同様に携帯電話、固定電話、およびインターネットサービスを提供しています。

    特に、AT&Tはベライゾン・コミュニケーションズと同様に、通信業界の大手プレーヤーであり、モバイルネットワーク、固定ネットワーク、およびメディア事業など、多様な事業を展開しています。

    また、T-Mobile USとSprintは2018年に合併し、より大きな競合相手となりました。

    さらに、GoogleやAmazonなどの大手テクノロジー企業が、5Gネットワークやその他の通信サービスの展開に進出しており、これらの企業も将来的には競合相手となる可能性があります。

    通信サービス業界は、非常に激しい競合争いが行われています。

    買うか買わないか<Buy>

    通信サービス業界は厳しい状況にはありますが、買うか買わないかでいうと、購入して保有したいです!

    ベライゾン・コミュニケーションズは、世界でもトップクラスの通信企業の一つであり、非常に安定した業績を誇っています。また、投資家に対して安定した配当を提供するなど、投資家からの信頼も高い企業です。

    ただし、競合他社との競争が激しい通信業界であるため、新しい技術やサービスの開発に積極的に取り組まなければならない課題もあります。そこで、5Gネットワークを展開するなど、新しい技術の導入にも積極的に取り組んでいます。さらに、自動運転車やドローン、ロボットなどの分野でも、5G技術を活用した新しいソリューションやサービスの開発を進めています。

    また、ビジネス向けのクラウドサービスやセキュリティソリューションなどの分野でも、開発を進めており、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するために、多様なサービスを提供しています。

    それらを踏まえて、総合的に見ると、ベライゾンは業績が安定しており、5Gなどの新しい技術にも注力しているため、成長性が期待されています。また、高品質の通信サービスと広範なカバレッジエリアを持っていることから、競争力も高いと言えます。

    1983年からの価格チャート

    長年にわたって安定した経営を続けており、多くの投資家から支持される優良企業と言えます。

    通信サービス業界は激しい競合争いを行っていますが、その中でも勝ち残こり、成長し続けていく企業だと思われます。価格が下がっている今が買い時かも。投資家への配当を提供してくれる応援したい企業。長期的に保有していきたいです。

    銘柄分析は出来ないけれど、自分なりの分析と直感で長く保有出来る銘柄を見つけては買いためています。最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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