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投資家への還元を優先。エネルギーセクターの代表格『デボン・エナジー・コーポレーション』

ガソリンスタンド

保有銘柄を紹介しています。今回は、久しぶりに新しい銘柄を購入した、『デボン・エナジー・コーポレーション』をご紹介します。デボン・エナジーは、S&P500にランクインしているエネルギー企業です。

企業情報<Enterprise>

  • 名称                          デボンエナジーコーポレーション(Devon Enalgy.)
  • 本社                          アメリカ オクラホマ州 オクラホマシティ
  • 設立                         1971年
  • 業種                      石油産業
  • 公式ウェブサイト     Devon Enalgy
  • ティッカー                  DVN
  • セクター                     エネルギーセクター
  • 市場                          ニューヨーク証券取引所(NYSE)

石油、天然ガス、天然ガス液の探査、開発、生産を行う企業です。

歴史<History>

  • 1971年 ジョン・ニコルズと息子のジョン・ラリー・ニコルズによって設立
  • 1988年 ニューヨーク証券取引所に上場
  • 2000年 S&P500に選出された。
  • 2008年 共同創設者のジョン・ニコルズが亡くなりました。
  • 2010年 ブラジル、アゼルバイジャン、メキシコ湾の資産を売却。
  • 2012年 現在の本社である50階建てのデボンエネルギーセンターの建設を完了。
  • 2014年 カナダの従来の資産をカナディアンナチェラルリソーシズに売却。
  • 2016年 1,000人の従業員を解雇し、製品の低価格によるコスト削減の一環として配当を削減する計画を発表しました。
  • 2017年 イーグルフォードのラバカ郡の資産を売却しました。
  • 2019年 カナダの従来の資産をカナディアンナチェラルリソーシズに売却。
  • 2023年8月 子会社であるWPXエナジー・パーミアンとの戦略的パートナーシップであるNDBミッドストリームを設立

テキサス州西部とニューメキシコ州南東部の一部にまたがるパーミアン盆地では天然ガス及び天然ガス液の生産プロジェクトが進行中です!

資産<Asset>

デボン・エナジーが所有している資産です。

  • ニューメキシコ州南東部とテキサス州西部にあるデラウェア盆地
  • イーグル・フォード(テキサス州南部)
  • アナダルコ盆地(オクラホマ州)
  • パウダーリバー盆地(ワイオミング州)
  • ウィリントン盆地(ノースダコタ州)

5つのコアエリアで石油および天然ガスの発見と生産に従事しています!

強味<Advantage>

以下に、デボン・エナジーの主な強味を挙げます。

  1. 資産ポートフォリオ
    石油と天然ガスの開発、生産、探査に関する多岐にわたる資産を保有しており、エネルギー資源の多様性と効率的な運用が可能です。市場の変動にも柔軟に対応できます。
  2. 技術力とイノベーション
    石油採掘の技術力とイノベーションに注力しており、効率的な生産方法や環境への配慮を考慮した競争力のあるエネルギー開発を行っています。
  3. 持続可能性への取り組み
    持続可能なエネルギー開発へのコミットメントや、環境への影響を最小限に抑える技術革新などの取り組みを積極的に行っています。

エネルギー企業であるからこそ、社会的責任を果たすべく真摯に取り組んでいる企業と言えます。

課題<Subject>

デボン・エナジーが直面する課題には、以下のようなものがあります。

  1. 環境への影響と持続可能性
    エネルギー業界は環境への影響を最小限に抑えることや、持続可能なエネルギー源へのシフトが求められています。強いリーダーシップで持続可能性へと導くことが求められています。
  2. エネルギー市場の変動
    石油価格や天然ガス価格変動は、需要と供給のバランスや地政学的要因など、制御できない要因で大きな価格変動となることがあります。
  3. 技術革新と競争力の維持
    新たな採掘技術や再生可能エネルギー技術の発展によって競争力を保つことが求められています。
  4. 規制と法律
    エネルギー産業は厳格な環境規制や安全規制に対応しなければならず、それに対するコンプライアンスが課題となることがあります。
  5. 社会的責任と関与
    地域社会との関係や社会的責任にも配慮する必要があります。地域住民や関連する利害関係者とのコミュニケーションや協力は重要な課題とされています。

価格変動は企業が制御出来る事ではありません。コントロールできる課題から目を背けない企業を選びたいです。

競合<Competition>

有名エネルギー企業、エクソン・モービル、シェブロン、オクシデンタルと比較しました。

4銘柄の3年間の株価チャートです。

エネルギーセクターは2021年ごろからとても堅調に伸びているようです。デボン・エナジーもこの3年でしっかりと成長しています。

エクソンモービルもシェブロンも株価が$100を超えていますが、デボン・エナジーは現在$50付近です。

配当<Dividend>

デボン・エナジーは配当しています!

  • 配当回数  年4回
  • 配当確定月 2,5,8,11月
  • 配当支払月 3,6,9,12月

2021年は、5回目のボーナス配当がありました。そして2022年は大幅に増配しています。2023年は現在までで3回配当されています。

予想配当利回りは、9.84%(2023年8月8日)!!

分析<Analysis>

デポン・エナジーは、沢山の企業を買収合併し成長してきました。主に石油を取り扱う企業として50年以上の歴史があります。

コストが肥大したことにより、従業員を削減したことがありましたが、その他には問題視するほどの不祥事もありません。これだけの規模と歴史がある企業では非常に珍しいと思います。

また、投資家への対応も優先的に行っています。

2018年から約5年の株価チャートです。2022年6月は最高値を更新し、投資家への配当も大幅に増配しました。

デボン・エナジーは、利益は投資家に還元するという姿勢を示していて、2021年は例年4回の配当に加え、ボーナス配当を行いました。配当額よりもそのガバナンスが追い風となり、実質の利益に反映されました。

そして、更に2022年は大きく増配しています。

期待度<Expectations>

2021年ごろから徐々に世界がコロナから抜け出すと、活動が再開され多くの人が移動するようになりました。それと比例するようにエネルギーセクターが伸びてきました。

我々の活動には、まだまだ石油エネルギー資源が必要とされています。

個人的にはクリーンエネルギーへの移行は大賛成ですが、まだしばらくは時間がかかりそうです。少なくても2030年までは、需要は無くならないと思います。となると、供給する企業が必要になります。

デボン・エナジーもエネルギー企業として、エクソンモービル、シェブロンに続くエネルギー資産を有しています。

最近、新しい銘柄を買い足していなかったのですが、久しぶりに購入したいと思う銘柄を見つけました。そして、8月8日4株ほど購入。たったの4株ですが、株主になりました。

高配当を楽しみに待って居ようと思います。2030年手前までは保有し続けたいと思っています。

銘柄分析は出来ないけれど、自分なりの分析と直感で長く保有出来る銘柄を見つけては買いためています。最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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